2020.02.29 10:05色即是空のとき目に見えるものはすなわち実体のないものであるそんな般若心経の言葉が浮かぶ。政府の決断に信じがたい戸惑いをどう処理したものかと考えていたけれど、私たちは何かを失うのだろうか??と改めて問い直してみた。見えないウィルスに命を奪われた人がいる。いまのところ感染予防と重度化防止以外に為す術がない。感染拡大を防ぎ重症者を出さない為の様々な決断。公にはおおよそ2週間の冷却期間が設定された。この期間をゆとりとして色んなことを後回しにして行くとしたら、失ったことにはならない。失ったと思ったことがあったとしてその空白を認めたら、そこには予期せぬ別のものが入り込むこともある。ちょっとのあいだ待ってみようちょっとのあいだ止まってみよう蕾だって咲くのを待ってる。
2020.02.26 17:22花待ちの時今年はいろんな花が春を待ちきれずに咲き始めてる。柊南天の花と寒の戻りに朝の挨拶。✨✨✨楽しみにしていた3月6-7日の夫とのドライブ旅行が先送りとなった。2011年の3月11日、夜行で向かうはずだった会津へのスキー旅行が災害適用で中止となったことを思い出す。何というタイミングなんだ。。世間のイベントが軒並み延期や中止になった。のらりくらりに見えた政府が明確に指示を出した結果だ。ここから約2週間で世界が変わる。そのための正念場だ。オリパラの予行演習なのか?不安や疑念は最小限にして、各々が 少しだけ注意深くまっすぐ歩く。計画停電だったあの頃。今も不自由な地域がある台風の被災地。いろんな事に思いを馳せて行けば、2週間で奇跡が起きるかもしれない。ソメイヨシノが満...
2020.02.24 03:29にわかエッセイスト去年から随筆蕗の会で発行される同人誌に参加している。340号に初投稿。341号の書評で歓迎の言葉を頂き、今月は342号の締切だ。食べ物縛りで行こうかと思ったが、花のなまえになった。ブログ歴、10年以上。書き出したコトバを振り返ることは少ない。むしろSNSのふり返り機能で過去の自分を思い出すことが出来る。日々を大切に重ねたい。そんな思いで誰かの心に届けばよしとブログは続いている。だけど今回の随筆集への参加は同じ船に乗るというか同じ時期に咲く種を撒くというか目に見えてコトバが随筆集となって手元に届き、振り返るたびに微笑ましい時になる。にわかエッセイストになった。ここで自己を研鑽しつついつかは何らかの形で公の本に参加してみたいと思う。コトバは私の生きている証...
2020.02.20 02:28社会の縮図地元は、梅が満開。河津桜の満開をドローン撮影の映像で眺めながら、オンタイムに行けたらと思う。新型肺炎にナーバスな時期でなかったら、電車に飛び乗りたいけれど、感染の媒体にならない為にも来年を楽しみにするしかない。こんなときだからいつも後回しになりがちなお家のこと。「名もなき家事」を盛大にやっておこう。悔しいキモチを成果のわかりやすい掃除にぶつけまくろう。訪問先で、家族の綻びを多々感じる。そんな中で我我ができることは家族の潤滑油的な時にカンフル剤的なことなんだと思う。弱き者の心に寄り添い、できる事を手助けする。出来ない事をやってあげる事はなるべく避けたい。「お掃除のお姉さん」と、何件かで言われる。そう言ってくれる人たちは出来るのに出来なくなったことを申し訳...
2020.02.18 10:35おおらかにしなやかにとあるおうちでとあるひとがぴっちりと計量してお米を炊くのを見て、自分のアバウトさを実感した今日。梅の花があちこちでポップコーンのようにほころんで咲いていた。キッチリしたところが私にはあまりない。アバウトでテキトーでスーダラ節みたいだ。それでも筋を通すことだけはゆずれなかったりする。色んな出来事をおおらかに受け止めてうまく切り抜けてこれからも、生きていく。どんどん丸くなってすり減ってしまうのだろうか。どんどん軽くなってふわって消えてしまえるのだろうか。だとしたらシアワセだ。シュワシュワと泡立つように梅が花開くのを見られる今はシアワセだ。心配しないで。おおらかにしなやかに不安はブルブルって振るい落として。明日がまたしれっとやってくる。痛いの怖いの飛んでいけ...
2020.02.13 03:13団欒の月2月は如月。衣(着るもの)を更に着る、という意味もあるらしい。まだまだ、春を見つけても手放しに喜べないところが現代でも頷ける。1月の睦月は仲睦まじく集まる月だった。とはいっても歳とともに家というものはそれぞれに散っていってしまうのが定めのようにも思ってしまう。毎年2月は夫の両親の誕生月でもあってバレンタインデー間近の週末に食事したりお家に泊まったりが恒例行事となっている。チョコも甘すぎるからゼリーのお菓子(彩果の宝石)。そして義母をイメージした花束を夫が用意した。79歳になる義父と74歳になる義母。夫のお家ではケーキを食べる習慣がなくお祝いもなかったらしい。実家では父が乳製品の配送していたせいかケーキで祝うのが習慣だった。誕生日を祝うというだけでも家々...
2020.02.02 00:51出会う季節に花芽が春を待ちきれない。もう、いいでしょ?って顔を出す。うわ〜っって笑顔になる。出て会うことが出会うこと。毎日繰り返してるけど忘れちゃう。おひさまに日々出会ってること。会わなくてもそこにあるという安心感。それ故か。夫の親友が自家焙煎の珈琲豆屋を始めてから10年になる。店舗の構想を話してくれたあの日。ワクワクと不安が入り乱れていた。夢は膨らむけれど足元をしっかりと、ね。それぞれに紆余曲折。あったりなかったり増えたり減ったり得たり失ったり。だけど変わらずに会いに行けた。わざわざ来てくれたの?と驚いた笑顔。どう?うまくいってんの?とお互いに言葉のキャッチボール。結局またふたりで飲もうよだって。自分の場所を自分の生き方をつかまえた人は強い。その感覚を私も共感で...