2020.01.26 22:47通過点の先へ。3年半前、地元に職場を移したときは未知の世界だったこの場所で。3年の歩みははじめ、遠くて仕方なかった。しかしとにかく3年は歩いてみようと迷いながらも歩んだ。そして昨日。目標だった試験がおわった。そしてそれはゴールではなく通過点となった。かつて夫婦で国家資格を目指したこともあった。だけどそれは残念ながら徒労が大半を占めた。今は資格を持つことにあまり重要性がない。たとえそれが国家資格であっても。。。資格ってなんだ。道を進むための通行手形か。試験は思ったよりも温かさに満ちていた。ああ、確かに3年の経験は生きているんだと嬉しくなった。瞑想するように試験の時間の静けさの中で色んな思いが現れては消えていった。おさらいだと思って。これは上司の励ましだった。そう。特別...
2020.01.23 07:38本能と欲求知らず知らずのうちに導かれるように気になってしまうものって本能なのかなって思う。コード表やらテキストを見ずに思いつくままに弦をおさえてukuleleを弾く。複雑なメロディやそこに含まれる音を分解して自分なりに弦に収めるのが今の私の楽しみだ。散らかってるものを片付けるみたいにスッキリする。だからそれは創作ではない。はみ出したものを元に戻したくなるのは何故なんだろう。穏やかさを邪魔するから?秩序を好むから?似顔絵も特徴だけをとらえてシンプルに描くのが好きだ。可愛く描いてくれたね。と喜んで貰えることより線で収まりよくなったことが何より嬉しい。とかく世の中はゴチャついていてモノで溢れているから。。。整えたい。これがいまの私の欲求。いやきっとこれはワタシの使命だ...
2020.01.15 11:27非連続な日常に昨日の夕陽。今日もたまたま同じ場所から夕陽を見ることができたけれど立ち止まるゆとりはなかった。同じ景色は二度と見られない。3年が経過するなかで、訪問先の方々とどれくらい出会ってどれくらいお別れをしてきたただろう。最近はふっと手を離れて介護から看護へ在宅から病院や施設へ変遷して行くことが増えてきた。日常の非連続性こそが常、と思えるようになり、そのひとつひとつに感情を絡ませないように対峙できるようになった。「あなたは随分と優等生になりましたね」そんなコトバを受け取った。良くも悪くも受け取れるけれど、容態が芳しくないその人のコトバがお墨付きのようにも聞こえたのだった。今自分のココロにあるのは、その人その人が「自分らしく」「穏やかに」「不快なく」いられるように...
2020.01.09 00:52風が吹くとき何処からともなく風が吹いてくる。予想しない方向から。ハッと驚かされながらも待ってましたと心の奥に風を入れようと思う。家族に吹いた風は新たな種を残していった。もう、いいかい?「まぁだだよ」3年の目標を達成し次の目標を見つけられずにポッカリしたまま体調不良となり、これは休めってこと?と自分と向き合った。旅立った人がシネマエッセイを残してくれていた。旅立った後に生き様を知って感服した。そして年が明けて…もう、いいかい?「もういいよ!」そんなふうにおひさまや風が囁いてるような正月ならではの優しい空気。まだ、大寒が待っていて、ぜんぜんもういいよ、じゃないけれど。。今月末は節目の試験。介護福祉士の資格の有無はもはやもう、いいよ。になっていた。手当がつくけれどそれに...
2020.01.05 15:17日常こそシアワセ仕事初め。すなわち洗濯初め。ゴミ出し初め。入浴初め。テレビ初め。あるひとはショートステイから戻ってきた。静かすぎて会話がなくてボケちゃいそう!って帰還してホッとする。あるひとは溜まっていたゴミをようやく出せた。あるひとは今年初めて湯船に浸かった。あるひとはテレビのあるお部屋に今年初めて車椅子で移動してTVを見ることができた。あるひとにはありふれた日常でもあるひとにはようやく戻った日常だ。仕事初めの今日。金山の古民家カフェのドキュメンタリードラマをテレビで見る事ができた。屋根が飛ばされ骨組みばかりとなり相次ぐ風雨に晒され水浸しになっても周りの支援の手やボランティアの手に助けられて笑顔を取り戻した。なんてこと無い普通の日々こそがシアワセなんだって感謝するよ...
2020.01.04 12:56夢が叶う場所で2008年に挙式をしたホテルのチャペルが窓から見える。ディズニーランドでフラを踊る機会があり、いつしかそこに家族を呼びたいという挙式のイメージとなって実現することになった。ここはきっと皆の夢が叶う場所。10歳のときにディズニーランドが出来て、もう35周年を過ぎた。あの頃からリゾートとして夢の世界も広がっている。舞浜で挙式し新婚旅行をランドとシーで過ごした我が家も12年目となった。共に人生を歩もうと誓ったあの時まさに夢が叶った時だった。そこからの夢の描き方はなかなか一筋縄では行かなかったけれど。。。夢の続きを生きているんだと改めて思った。ゴンドラに乗り、橋をくぐる時に願い事をして下さいと言われて目を閉じた。またここに二人で来られますように。なんとも平凡な...
2020.01.03 12:47めでたい愛でたい2020年。オリンピックイヤー。oneteamからのいい流れ。どんなときも風は吹く。例え逆風でも背を向ければ追い風となる。要するに考え方次第。いつだってふんわりと軽いココロでいられたらきっと追い風に乗れる。そんな思いから。新年は元旦を実家への訪問で過ごし、2日目にお出かけして日本文化を家族と体験。たまたま縁あってチケットを入手できた狂言の集い。野村萬斎さんの解説付きで佐渡の狐という演目を楽しんだ。家族で正月に出かけることは台所をやすませるのに一番だとしみじみ。ふと思う。正月は台所をやすませるために年末に仕度をするのだろうに、お節料理をわざわざ用意しておきながら元旦からお店が明いているならお節は必要ないのではないか??義母が私に聞いた。あなたのお家のお雑...