2020.06.29 22:44優しい景色夕暮れ時。雲間から光が梯子をおろし、草木がザーッとさざ波のような音を立てる。スピッツの新曲猫ちぐら。歌詞の中にある優しい景色。Official髭男dismのI love..の歌詞の中にもやけに優しい世界とある。私が思う優しい景色優しい世界は、今のところこの夕暮れ時の地元の景色。守りたいものがあってその穏やかさを願いながら共に過ごしているとき。愛おしい時間。競いたくなくて頑張りたくなくて今のシゴトを選んだ。だけどどこにいても葛藤はある。例え仏門に入り修行の日々になろうとも、出会う人の心や自身の心の中には葛藤や忌まわしい感情はある。夕暮れ時。だんだんと静寂がやってくることを期待しながら、今日と明日に境界線を引く。今日は夏越の大祓式。先だってくぐり抜けた茅の...
2020.06.25 06:08シニアライフ野良猫パンダちゃん、推定14歳。Googleのストリートビューにあるhistoryビューのなかに3度写り込んでおり、1番古いのは2011年。こんなに長いこと地域に暮らす野良は少ない。令和になったと同時にとあるお家の庭先で過ごせるようになり、台風の時はお家に入れてみたものの、外に出たくて一晩鳴いてたらしく。。お家でトイレさえしてくれたらねぇ。。というのが悩みだった。令和2年目に入って世界中がコロナ騒ぎの中、長年外のおトイレ問題に困っていたと近所の方からクレームが。そのやり取りをパンダちゃんは聴いていたようで、あっさりとお家の中で暮らすようになった。緊急事態宣言が解除されてから1ヶ月経過した先日。ようやくパンダちゃんに会うことができた。2階からママさんが抱...
2020.06.21 22:12出かけるという日常我が家はお出かけが好き。私は弾丸お出かけが好き。仲間とワイワイというよりは少人数で侘び寂びのなかに至福を見出すようなお出かけが好き。県外への外出解禁でどこに行こう?と相談。サイクリング?でも熱くなりそうだよね。。体力的な心配もあるからモールウォーキングも蜜を避ければいいかもね。結果、県内で電車一本で行けるような近場の海方面。幕張海浜公園に決定。イベント自粛でメッセに行く行列はなく、モールへのシャトルバスに行列ができていたので、風もあるし歩いていこうか!とモールまで、ウォーキング。普段から密を避ける我が家コストコの行列に目を見張りながらお気に入りのHawaiiancafeへ。入道雲を遠くに眺めながらテープで☓の貼られたテーブルに配慮と緊張感を感じながら、...
2020.06.18 02:27情熱についてステイホームで昔の映画を観る機会が増えた。夫とも「週末、何か観る?」と互いのチョイスを言い合うという会話が増えた。出会う前の若い頃に好きだったものの話を聞くこともある。比較的最近の映画マチネの終わりにをひとりで観た。(ラブストーリーなので夫婦で見ることはない)国交も人と交わることもかなり制限されている今、この作品も「コロナ以前」の世界だ。何となく雰囲気が似ていたので2001年の作品冷静と情熱のあいだを改めて観た。ストーリーも詳細もすっかり忘れていたがドゥオーモでの空撮シーンとエンヤの主題歌は心に残っていた。過去を生きる過去を生き直す思い出すことはそんな感じだろうか。だとしたら今はみんながそうなのだろうか。マチネの終わりにではとある事件から時間が止まって...
2020.06.14 07:49水の縁水無月は水の月。それにしても降るときの降り方はどうにかならないものか。たまたま久しぶりの美容院を予約していたので雨の中長靴とビニール傘で出掛けてきた。子供の頃に戻った気がしたけれど子供ではないのでやんちゃは出来なかった。失敗を無意識にでもしないようにしてしまう。怖いのか?怖くないけど恥ずかしいのかな。失敗ばかりの人生だからへっちゃらなんだけど。ビニール傘は大正解だった。長靴も大正解だった。カラダにも水が足りないみたいだよ。
2020.06.11 06:30快くあれ猫にはひょっとしたら快と不快しかないのかもしれない。生きモノに備わった機能とも言うのかもしれない。快感には強弱あれど、ほどほどのところで良くも悪くも消耗しないようにして生きてるのかも知れない。コロナの驚異から少しだけ距離を保っている今。日常はそれぞれに動いてるけれど、どこかに不快感があって紙ヤスリのようにザラザラと時々擦れて心がささくれる。ザラザラは猫の舌くらいなら癒やされるのに。やっぱりそんな時は距離を置くことが一番の防衛策。不快なことは人それぞれだから。他人の快を満たすことは難しいから。背中合わせに寄り添える位がいい。こんなふうに。敵対せずに。好きな方を向いて互いを認め合えるように。
2020.06.06 10:01動き出すときコロナの危険はなくなったわけではない。住まう県ではかなり沈静化しているものの空から海から他県から出入りする人の動きは段々と活発になっていく。新しい生活様式のなかで唯一の防衛策は接触を避けること。マスクにも限界が出てきて、30℃近い外気の中では歩くだけでも苦しくなる。公園や川沿いの遊歩道はコロナ以前よりもきっと人が出歩くようになった。他県への移動を避けて地域で過ごしているから?そんな中で我が家はUkuleleのワークショップを受けた。楽器を背負って公園に行くのは白い目で見られないかな??そんな懸念は駅に降りた時点で吹き飛んでしまった。私より大きな楽器。ギターを持った人とすれ違った。サイクリストもランナーも部活動の学生さんも親子連れもこぞって繰り出していた...
2020.06.03 22:44新しい日々父、退院。「やることないから」と、早くも時間を持て余して弟に迎えに来てもらったらしい。帰宅して、自宅で暮らせる喜びを噛みしめているかのようなメールが届いた。前立腺肥大は完治するものではない。まだ導尿の管は抜けてない。切除を拒む父は、最後までこの疾患と付き合っていくようだ。私は私で慢性膵炎がある。数値がどうなっているか、血液検査を受けに久しぶりに都内へ行く。東京アラート発令中で不特定に人の集まる場所はまだ近づくことができない。前回は処方箋を電話で依頼して地元の薬局にFAXして貰った。緊急事態宣言の関係でまだまだ越境も憚られるが、「処方箋の原本をお早めに」と、薬局からの確認があった。誰しも歳をとれば疾患はつきものとなる。父は新たに通院先を隣接の市の病院に得...