猫の
舌。
しまい忘れ。
パンダちゃんは
抜かりないと思ったけど
やっぱり
しまい忘れることはある。
猫だもの。
令和の元日に
地域の猫ちゃんが
悲しい事件によって
命を落としてしまったのと
引き換えに、
パンダちゃんは
その子の寝床を
譲ってもらう形で
優しいご近所さんちで
半野良の暮らしを
始めることができた。
去年の夏から
餌場や寝床問題で
地域の方とも
繋がりができた。
最近は猫問題も落ち着いて、
少し疎遠になったかな。。?
と思いきや、
「うちで炊き込みご飯を
作りすぎたので
持っていって下さい」
なんてお知らせを
LINEで頂くなんて
嬉しいハプニングも。
八百屋さんでも
「これ、オマケ。
美味しいよ」
と、ネギを頂いたり。
訪問先ではさすがに
そういったやりとりは
ご法度なのだけど、
地域とのつながりが
私の心とお腹を
豊かにしてくれてる。
サードプレイス
という考え方があって、
家庭でも
職場でもない、
第3の場所のことを
言うのだそうだ。
分かりやすいのは
カフェや
図書館や
美術館や
公園
だと思うが、
ただそこにいて
自分を取り戻すのではなく、
そこで心地よい関係をもつことが
暮らしや人生に
大きな糧を与えてくれる。
私にとっての第3の場所は、
広がって行くものではなくて
守っていくものだ。
猫も
人も
それぞれの
「らしさ」
を大切に。
介護のスタンスでは
その人から
尊厳を奪わないよう
その人の意思を
大切にする事が
重要であるところだが、
それはすなわち
社会のスタンス
であってほしい。
それぞれの
第3の場所を
大切に出来ることは、
スポーツで
互いを讃え合うのと
変わりないと思うから。
私にとっての
第3の場所は
あちこちにある。
そこでの私は
心をからっぽにして
満面の笑みで
そこに来た人と
空間を讃えあっている。
富士山を
土手から眺めながら。
猫と
路地裏で戯れながら。
野菜を
店主と選びながら。
特別な空間を
作る必要はない。
日常にある
ちょっとした空間を
家や仕事を離れて
共有して行ければいい。
第3の場所が
心地よく関わり合って
どんな時代も
強い絆に繋がって
行きますように。
今あるご縁に。
Mahalo,nui!!
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