女偏に家と書いて、嫁。
結婚すると
たいていは夫の姓を名乗り、
当たり前のように
夫の家の事に関わっていく。
台東区役所で
仕事の前に二人で
婚姻届を出した後、
私はその足で警察へ。
免許証の書き換えをした。
銀行やら保険証やら
印鑑やら、
機械的な一連の手続きに
ちょっとした不平等を
感じたのをおぼえている。
姓が変わって
12年の月日が流れたけれど
姓が変わったことを実感したのは
今の仕事に就いてからの、
ここ3年。
自身の姓に違和感。
と同時に色んな事が起きた。
親族のバタバタに
当たり前に参加していたけれど、
傍目には当然ながら
長男の嫁。
たまたま受け取った品で
親族をざわつかせて驚く。
私は貴女方とは
書類上の関係でしか
ありませんけど。。。?
良かれと関わったことで
余計なお世話となってしまったり。
関わらない方がよかったのか?
と
怒りを露にしたこともあった。
つい先日、
イニシャルの入った物を
プレゼントされたとき、
姓のイニシャルに
物凄く違和感をおぼえた。
そもそも
姓なんて
どうでもいいじゃないか。
親族がバタバタするのは
大体は問題児が原因。
義母に、白羽の矢が立った。
夫にも、連絡が来た。
問題児が、入院したのだ。
どうやら長期戦になるらしい。
問題児らしく
近親者ではなく
縁者である義母を頼ってきた。
さすがに
長男の嫁には連絡がなかった。
義母には
敵わない。
立派な嫁である。
この人に
どれだけの親族が
世話になっただろう。
夫の反応も
芳しくない。
いい思い出もあったようだが
今は不快な思い出が優先し
二の足を踏むようだ。
そんななか。
季節柄体力を奪われ
家事に負担を感じるようになった。
夫には
しばらく食事作りを
控えたいと伝えた。
折しも仕事でも
家事支援が負担となり
ここのところ失敗続き。
向いてない。
心のそこから
そう思った。
私、
嫁としては失格だね。
もし私が
ご飯を作らなくなったら
一緒にいる意味ないのかな??
そんな風に
少し追い込まれた。
気分を変えよう!
と
週末は外で手軽な食事をした。
仕事に出てる間は
夫が家の掃除をしてくれた。
であった頃
一緒にいるときの
空気感があまりにもよくて
ずっとずっと
一緒にいたいと思ったことを
思い出す。
もし私が
一切の記憶をなくして
目の前の夫と過ごしても、
きっと私は
同じように感じるだろう。
嫁
なんか
いらない。
嫁
なんか
やめてしまえ。
私は
あなたの
妻、でいい。
パートナー。
ソウルメイト。
そんな感じがいい。
今や私は
性別すら不明瞭なんだし。
(心はかなり男性
体はそれに混乱)
シュッとこぢんまり。
リセットできた。
嫁
やめました。
親族のバタバタは
互いに
最小限関わるのみ。
幸い
両家の親とは
子供として
うまくやっていけてる。
イライラの多い、
この時期に。
心を軽く
する方法。
なにかを
やめてしまえ。
2019年6月30日
Mahalo,nui!!
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