夕空に瞑想する

夕陽を眺めながら
自転車を漕ぐ。
夏至付近のこの時期は
昼間が長いお陰で
仕事の帰り道が楽しい。


この感覚は
誰もが持っている訳ではない。
ということに
最近ハッとした。


30代の若手に
私、
夕陽にも花にも
感動しないんですよ。
って言われて驚いた。


大丈夫!
10年後のあなたはきっと
どちらにも感動してるから。


そうなんだ。。
確かに昔の私も
それほどは
感動しなかったし
花の名前だって
どうでも良かった。


今なんて
バカじゃなかろうか
とおもうくらい
好きで知りたくて
眺めていたくて
仕方なくなってるのに。


そんな発見を胸に
眺める夕空は
本当にご褒美って
思える美しさ。


最後まで眺めていられたら
きっと心穏やかに
1日を締め括れる。


光が
雲間から漏れ出様子とか、
雲の変わりゆく形とか、
一瞬がどんどん過ぎていって
今という空は
2度と見られないことに気づく。

黒い雲は
心の不安とか
嫌な思いとかのようで、
消えていく様には
心の安堵さえ感じる。


この時間を
どれだけ求めていたことか。


ああ、
今に繋がってくれて
良かった。


この感覚に
たどり着いて良かった。


夕陽が地平線に沈むように
頭を枕に沈めるときには
心穏やかでありたい。


2019年6月25日
Mahalo,nui!!


SLOW DOWN LIFE

あらゆるものが加速する中で 敢えて減速して生きていく。 マイペースに。丁寧に。 不定期に綴る、 減速生活のススメ。

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