中学時代に
個人塾の教材として
読み込んだ本。
星の王子さま。
宝物です。
大人になって
仕事でケルンに行き、
その帰りにおまけで
パリにも寄ったのですが、
50フラン紙幣に
作者と星の王子さまの
イラストがデザインされており
勿体なくてこちらも
宝物にしました。
久しぶりに
お気に入りの部分を
朗読してみる。
キツネと
仲良くなる件。
数あるキツネから
たった一匹の
大切なキツネになるまでの
素敵な経緯が
友達のつくり方
と言わんばかりに
ユニークに綴られています。
人間とキツネ。
狩るものと逃げるもの
という退屈な構図ではなく
会いに来るものと迎えるもの
という素敵な構図になるには
ルールを決めることも大事。
小さな約束を
重ねていくうちに
誰かが
ただの誰かではなくなる。
今日訪問した
とある女性を思う。
待ってるからね。
気を付けて帰るんだよ。
見送る
という行為には
再会への願いと
約束が含まれている。
行ってらっしゃい。
元気に
戻っておいで。
a hui hou!!
は、
Hawaiiのまたねの挨拶。
戻っておいで、に
よく似てる。
話は戻って。。
星の王子さまは
戦争で亡命せざるを得なかった
作者が友を思って
童話のカタチで
検閲を免れようとした
という解釈が印象的でした。
会えない友に
届いたのだろうか。。
寂しさは
思いが一方通行なときに
色濃く感じられる。
寂しい
と感じるのは
誰かを思える
心や時間のゆとりが
あるからだと思う。
誰かを助けたい
誰かの役に立ちたい
これは人間が
群れで狩りをしていたときからの
記憶であり
本能的な欲求なんだそうです。
自由で平和な
今の世の中に
疎遠や孤独も
混在している。
日々の一期一会は
いたるところにある。
花に。
猫に。
あなたに。
会えてよかった。
いい1日が訪れますように。
2018年4月24日
Mahalo,nui!!
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