それでも生きている

明けない夜はない。
きっと乗り超えられる。


トヨタの社長さんが
そんな風に
英語で語りかけていた。


ソフトバンクの社長さんは
100万枚のマスクを
医療機関や介護施設に
寄贈するという。


ソニーからも
108億円で
コロナ関連の支援基金を
立ち上げるという。


私は
少しだけ早起きをして
ホットレモネードを飲みながら
くしゃみを2回。
異物を外に出そうとする
体の正しい機能だ。


それぞれに
出来ることをして
生きている。


アレルギー性鼻炎で
この時期はたいてい
体のあちこちで
不調が出るけれど、


概ね
異状なし。


寒暖差に
体がこわばったり
弛緩したりして
ぐったりするけれど


それでも
地球は回って
朝が来て
私は生きている。


幸い日常には今のところ
不便を感じることはない。


「コロナの影響で。。。」
と色々聞くけれど
影響はまだ大した事ではない。


生きていれば
どうにかなる。


大抵のことは
拘らなければ
どうとでもなる。


だけど
少しだけ違うのは
日々見えない敵と
戦っているということ。


人との距離を取ったり
除菌したり。
免疫を上げるために
試行錯誤したり。


地元でも
生活に則した配送の職場で
コロナの感染と
その拡大が起きてしまった。


無自覚に
体内に入り込んで行く
新型コロナウイルスは
もはや誰しもが
感染者と思える程に
広まってきている。


太刀打ちできる
勝算はない。


幸いにして私は
まだ発症せずに
生きている。



ある人は言う。
「人類の7割が感染するって
言われてますけど、
そうなったら我々(高齢の要介護者)は
生きていけませんね。」


彼らに近いところで
働く私は、
無自覚に不安を持ち込んでいる。


手洗いとマスクは
唯一の対策だけれど、
布マスクには
ウイルス透過防止への
保証はない。


職場の不織布マスクも
残り少なくなってきた。
我が家のマスクも。。。


コロナの感染拡大が
収まって、
武漢の報道のように
以前のような生活が
再開されるのはいつなのか。。


感染経路が
特定できない事例も
増えてきた。


ガーゼマスクにも
不安が出てきたので、
残り少ない不織布を
大事に使うために、
布で包む折り紙マスクで
消費を抑える事にした。


市内の放送で
外出の自粛を訴える声。


土曜は天気も良く、
買い物客で地元は賑わった。
日曜は寒の戻りで
人気はまばらだった。


花を愛でるのに
最適なこの時期に、
人は用心して
出歩いている。


季節はどんどん
先送りするかのように
変わっていく。

アヤメ科のアイリスが咲き、
藤棚の蕾も
綻び始めた。


花を愛でながら
花を励みに
生きていく。


アジサイが咲く頃には
せめて、不織布のマスクが
容易に手に入るように
なっていますように。





SLOW DOWN LIFE

あらゆるものが加速する中で 敢えて減速して生きていく。 マイペースに。丁寧に。 不定期に綴る、 減速生活のススメ。

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