2024.02.22 10:15花とドラマと仕事が楽しいヤツは人生の半分楽しい。そして人生の半分楽しめるヤツは残りの半分も楽しめる。2009年のドラマ「リアルクローズ」から聞こえてきたセリフが2024年の私に響く。あの頃の私は夫と今の住まいで新生活を始めてまだ1年が過ぎた頃だった。派遣社員だったあの頃。それなりにやり甲斐は感じていた。仕事を通じて世の中と自身のシアワセを実現していくようなストーリー。少なからず共感して励みにしていた。5年後、10年後、あなたは何をしていたいの?have to じゃなくてwant を考えなさい!パワフルなセリフが印象的だった。大型デパートを舞台にファッション業界で働く人たちの人生模様。夫と二人、のめり込んで見ていた。そして最後は涙まで流した。意にそぐわぬ環境に転籍と...
2023.06.03 03:05花と共に 母の日の週末に、両家の母を訪ねて回るドライブツアー。コロナ禍でも続けていた恒例の行事だが、今年は忘れ難い週末となった。 夫の両親には、結婚前からの長い付き合いの友人夫婦がいる。家族ぐるみで旅行に行ったり互いの家を子供達が行き来したり、義父の職場繋がりでのご縁らしいが、双方の妻は夫らを上回る仲の良さだったようだ。 最後に会ったのは、4年前。コロナ禍直前で、肺ガンと聞かされ会いに行った翌年の秋だった。その後夫の両親だけでも昨年、会いに行ったらしい。ご主人も認知症を発症し、奥様が入退院を繰り返すようになり、今年はどうしようかと義父が迷っていると聞いて、再び4人で大型連休開けに会いに行こうと予定を組んだ矢先、奥様の容態が急変。病床から、私達の来訪予定を思い...
2023.04.20 04:34特別な日々4月19日。なんの日だっけ?SNSが、リマインド。舞浜で、挙式と結婚披露宴。あれからもう、15年。夫婦揃って日常に追われる日々の中でその「特別」を忘れてた。 風が強くて少し雨が混じったおかげでライトアップされたラウンジで階段に並んで集合写真を撮ったっけ。ハプニングのほうが色濃く思い出せる。 15年目の「特別」は穏やかな夏日。季節の花々が例年より早く満開となり、ツバメも飛び始めた。毎日はそんな異例な「特別」に溢れている。それをコロナ禍でしみじみと日々、実感している。訪問先への道すがら、沢山の花と遭遇する。名前を調べて挨拶をした。「この時期は自転車で移動するのが楽しくていいですね」と、ご主人を緩和ケアされている奥様がにこやかに話しかけてくれた。季節の花や...
2022.04.01 01:38春をいきる春って生きるチカラを試される。別れがあって出会いがある。注意深く見極めてうまく距離を保って自分を守る、それには生きるチカラが必要だ。不調は何らかのアラート。不快は何らかのセンサー。温かい方へ安らぐ方へココロを向けることを忘れずに。スズメのイタズラか桜の蕾がたくさん落ちていた。レイニードルで糸を通して花を肌に寄せる。猫がゴロンとお腹をみせてくる。撫でると目を細めて幸せそうにする。大切なものがあるなら手放さなくていい。しがらみがあるなら振り払っていい。自身の鼓動と体温を感じながら。どうか。。春を生きて。
2022.03.21 12:23セットポジション春の三連休は宇宙のお正月らしい。というのを数年前に知って、この時期をとても大切に過ごしてた。玄関や寝室を整えて、夫とゴミ出しをした。完璧ではないけれどスッキリとリセットできた。また、一年をはじめるための、セットポジション。折しも、去年無観客で開催されたハワイの災害復興から始まったという祭典、メリー・モナークフェスティバルのDVDが手元に届いた。表紙を飾る男性のボーズはフラのセットポジション。腰を低く落として大地からパワーを吸い上げるのだそうだ。2004年にフラを習いはじめ、2018年以降はお休みしている今の私にとって、フラのセットポジションは介護における移乗時の支持基底面を広げるスタンスとなって活かされているようにも思う。2020年は開催どころではなか...
2022.03.17 01:24空と花と自転車🇺🇦私の持ち物は私自身。カラダひとつあればいい。そこにココロをいれて季節に合わせた装いをして。相棒は、自転車。電動は、無敵だ。もう少しで50年目の人生になる。これだけ生きてきて誇れるものはあまりないけれど、良くぞたどり着いたと思える今がある。2020年に国家資格を取得して、死ぬまで学びと思う道を歩く日々。空はどんなときも美しくて、おひさまが見えるだけで最高の1日になる。風や季節には負けそうになるけれど、知恵と工夫で何とかなると知った。幸いにして身内に感染者も怪我人や病人もおらずワクチンにも耐えうる体を維持してる。2019年の台風みたいな嵐もなく、穏やかな気候の土地で巡る季節を体感している。とあるお家では亡くなった家族の49日だった。花に囲まれた遺影を前に、...
2022.03.14 01:11花のチカラ🇺🇦すっかり春めいた今日このごろ。週末はあちこちに人が出歩いて花を愛でる姿にほっこり。菜の花が咲くと土手にサイクリングに行きたくなる。行ったことのない場所へ花桃が植えてあるというので地図のガイドを聴きながら夫と向かってみました。こぢんまりとした花畑と花桃並木。花桃は寄付による植樹で里親の名前が札になっていました。満開にはまだ早く、駐車場に咲いていた河津桜だけが見頃を迎えていました。遠くから見えたのは、菜の花のじゅうたん。それだけでも花が咲いてるだけで明るい気持ちになる。花が咲くのは自身の命を繋ぐため。そのしたたかにも思える戦略で人も媒体となる。美しき花の戦い。この場所は、不法投棄の撲滅という目的も果たそうとしている。モラルは美しさを守れるか。。今年になり、...
2022.03.06 01:27どこ吹く風🇺🇦昨日の強風は春一番だった。かなり強めなご挨拶。たまたま土手を自転車で走っており、帽子を飛ばされないよう抑えながら眺めた景色は盛大に土煙が上がっていた。煙といえば野焼き。土埃。昨日はとある場所で屋外サウナを楽しむ煙が上がっていた。人々の生きとし生けるものの営みから立ち上る煙。狼煙ではない。今。巻き戻すことの出来ぬ時間の経過を街や都市から上る招かれざる煙が失われた人々の営みを悲しく告げている。いくら心を寄せても暴走する恐怖心の塊の祟り神のような暴走を止めることはできない。権力をもったテロリストをどうしたら抑えられるのだろう。男性、と限るのは良くないが、昔から戦いをしたがるのは男性だった。日本だって領地拡大のため、なんのための正義かわからない何かを掲げた男性...
2021.06.30 03:24浄土に生きている私たちが生きている今は、浄土なのだということを蓮の花に気付かされた。男はつらいよの歌詞にはこうある。ドブに落ちても根のある奴はいつかは蓮の花と咲く行田市にある古代蓮の里の蓮の花は、人の頭程もある大きさで艶やかに花弁を染めて蕾さえも美しかった。1300年以上も昔の種がゴミ焼却の造成のために1971年に掘り起こされ、人知れず芽吹いて人の目についたのが1973年だという。私と同い年だ!と親しみを覚えるとともに、壮大な時を経て咲いた花に、言葉が見つからないほどの感動を覚えた。大輪の花でなくても咲きたいように咲けばいい。そんな風に言ってるような。。。心を穏やかにして、水面の波紋のように何かを感じ取って生きていく。波立たせる必要はない。波紋が無限に広がってその人ら...
2021.06.06 22:54色に励まされ紫陽花の季節。しっとりと単色もいいけれど、カラフルに咲いてくれるとこの鬱々とした時期にウキウキできる。色にはパワーがある。赤は身にまとうと体温を上げるらしい。目から色の刺激。そのせいかな。ナポリタンが美味しいのは。
2021.05.27 14:12自然体であれ人っていうのは身の程を知らない。ついつい知らないうちに体に無理を強いてしまう。どうせ無理をするなら嬉々としていたい。だけど大抵の無理は何処かに歪みがあるから不自然なんだ。この時期に雨が降るのは自然なこと。寒暖差や天候の乱れに適応するのは必要なこと。緊急事態宣言やまん延防止措置の期限が延長となったことで、人としては不自然な日々が延びてしまった。今年に入って不調を免れて来た体にも歪みが出てしまった。腰が痛む。ギックリ腰がじわじわやって来たようだ。金属疲労のように腰から段々と太腿へこわばりが広がり落ちてきた。病院に行こう。Google地図から整形外科を探して初めての場所で診察を受けた。レントゲンでは異常なし。リハビリ担当のお見立てによると、介助や日常的動作で...
2021.03.03 10:39派手の神髄生きとし生けるものはその自然な姿こそが神髄である。ハイビスカスの中心を見つめていたら、アニメのキャラを彷彿とさせられた。鬼滅の刃遊郭編の柱宇髄天元。彼の左目のまわりには花魁のような化粧があり、その柄と花の中心がそっくりだった。ド派手に行くという言葉には大きな決意を感じる。真ん中からどーんと突き出すような。彼の生きざまも、神髄だ。命の優先順位や進退への選択肢も彼らしい潔さがある。潔さは派手なのだ。ハイビスカスも派手に咲いて潔く花弁を閉じてポトリと落ちていく。咲いて散る生まれて死ぬそれだけの間の迷いは少ないほうがきっと派手なのだ。地味に迷うことなく派手に決断していけたら、きっとどんな最後も美しいだろう。それだけ生きとし生けるものの今は美しいのだ。