館山市に入ると
ヤシの木が出迎えてくれる。
その、強い佇まいに
さすが南国の木だと実感した。
電柱も
沖縄は直径で14cmも関東より太い
ということを報道番組で知った。
館山駅前から徒歩で10分程度の所に
市役所がある。
その付近は
コンビニやスーパーが
営業再開したようだったが、
すぐ近くには報道で見かけた
被害のあったガソリンスタンドも
危険な状態で佇んでいた。
ガソリンスタンドを右に見て
左の路地に入ると、
市役所の裏手になる。
そこから入ると
ゴミ袋の配布が行われていた。
支援物資を持ってきましたと話すと
福祉協議会を案内された。
給水車と箱入りのお水が見えた。
ここの存在を知る人が
どれくらいいるのだろう。。
物資は職員さんが
入口で受け取ってくれた。
名簿に記名して、退出。
都市整備課の方に
帰り道お話を聞いてみた。
水は比較的あって、
南房総市のほうが
ポンプが使えず苦しいようだ
とのこと。
電気はちらほら届き始めて
ようやくお店も稼働し始めたようだ。
三郷市と災害提携してるらしく、
給水車も、来てくれたとのこと。
滞在時間を1時間にして
帰りのチケットを買ってしまったので、
ほぼトンボがえりになってしまったけれど、
なけなしでも物資をお渡しできて
心のザワザワも解消できた。
報道も、
だんだんと枝葉の話を取り上げるように
なってきたおかげで、
どの辺でどんなことが起きてるのかが
ちらほらでも見えてきた。
出来ることを
それぞれがしていく。
その道は険しくても
ゼロではない。
高齢化は
日本のあちこちで起きている。
公助も既に日々の中でも
限られたものである。
自助、共助で今までも
ある程度まで耐えてきたのだ。
館山から先へは
市外の人の足では
なかなか行けない。
電車が走ってくれたら。。
自転車を折り畳んで
持参して行くのに!!
とはいえ、
頻繁には行けない。
現状を、我が事として
家族や周りの人と
話をしていくことが
館山から帰った私にできること。
何かあったとき、
駆けつける人がいる。
駆けつける場所がある。
そんなことを意識しながら
日々を過ごせたら。
いつの時代もそれぞれが、
まず自身の意識で身を守り、
身近な人と助け合いながら
困難を乗り越えるしかない。
不眠不休で頑張ってる人が
今もいる。
そのことに感謝して
今ゼロではないことを
再認識して。。。
少しでも早い復旧を
願うばかり。
次に行くときは
片付けの手伝いを
半日でも出来たらいいな。。。
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