猫を飼っていたら
もう少しちがった
展開があっただろうか。
悲しい別れの
報せがあった。
悲しいキモチと
許せぬキモチは
おんなじだ。
だから
悲しいを
認めて
許さないと
って思う。
今年の花火は
複雑な思いで
七色に変幻する光に
いつも以上に
癒やされていた。
🎇🎇🎇
酷暑のおかげで
野外イベントを
ネットやテレビでも
楽しめることを知った。
長岡の花火。
そして
手賀沼の花火。
我が家は両家の会食で
恒例の宴が催される。
義母が熱中症になったらしく
吐いてしまったと
恒例の宴の当日に
連絡があった。
夏の食事は
ポットラック感覚で
手軽に必要な物を
揃えるのがいい。
毎年両家が
張り切っていたけれど、
高齢化も重なり、
何より義母を思って、
屋上の特等席は
酷暑を理由に見送った。
何かにつけて
義母を頼る親族に、
私はイライラを募らせていた。
とどめを刺すかのような
手紙が届いた。
「自分でもびっくりよ。
こんな具合悪くなったなんて」
気丈に振る舞う義母を
「もう大丈夫みたいだよ」
なんて義父が言うもんだから、
私は人として怒りを爆発させた。
大丈夫じゃないですよ!
あんなに色々あって
メンタルが出たに決まってます!
今年はいい機会ですから
宴会は屋内で先に済ませましょう
ってお母さんに提案したんです!
出先の義父は
きっと
驚いたに違いない。
気の強い
娘だこと。
(嫁ではない)
宛にばかりされて
疲れてる義母のこと、
ちゃんとわかってあげて!!
と
夫にも訴えかけた。
結果。
テレビ中継の良さも感じながら
屋上での臨場感も味わえて、
楽しみの幅が広がったのだった。
頑固ではあるが
柔軟性も持っている
義父に感謝。
親はまだ頑張れる年代だけど
無理はできない。
今までの通りには
行かない部分もある。
それを見極めて
アシストするのが
子の世代ができること。
真打ちは、
猫のまめにゃん。
義母に抱っこされて
イヤイヤ現れるまでは
押入れの天袋付近まで
上がってしまっていた。
猫がもう
お開きだと告げる。
(そんな気がする)
猫のお陰で
まぁるく収まる。
猫がいたら
もう少し、
まぁるく収まったかな。。
猫を中心に
老夫婦の日常は動いている。
翌朝。
ニャーニャーと
訴えるように鳴きながら、
義母の周りをウロウロ。
洗濯物を
屋上に干しにいく時間
のようだ。
「ブラッシングは、
夕方よー!!」
「にゃ!!(階段を登っていく)」
まめにゃんも
来年は6歳になる。
穏やかに過ごす時間が
長くなった。
老夫婦も
出先からの帰りは
猫の安否が気になるようだ。
どうか仲良く
末永く元気で
猫と暮らしてほしい。
2019年8月4日
Mahalo,nui!!
0コメント