節目のとき

平成最後の天皇誕生日。
たまたま時間ができたので
ダメもとで行ってみたら、
記帳参賀の先頭集団に
入ることができました。

(ダメもと、って思うと
意外と予想以上のリターンが
あるから不思議)

混んでるから
空気だけでも
味わってこよう
という、
軽いノリだったのが、
タイミングよく
最後の一般参賀の
おでましの前で、
12:30からの記帳参賀には
まだ時間がある、
という印象だったようで、
列を抜けてしまう人も
ちらほら。。

小雨の寒空
ということもあって
一時間の待ちを
長いと思ったようでした。

でも
一時間って
案外短いもの。


プラカードについて
列をなして歩き、
手荷物検査や
身体へのセンサーチェックを
通過してから
坂下門の前で待ち、
警官の皆さんが
タッタッタッタと
系快かつ小刻みに行進する
後をついていくにつれて
門が開いていきました。

記帳場は
テントが広範囲にならび、
真っ白な用紙の先頭に
サインペンで出身の都道府県と
氏名を書く。

振り返ると
わんさかと人だかり。

不思議なことに、
こんなわんさかと
人がいたのに
心のなかは穏やかで
迷いや葛藤がなくて、
もっと不思議なことに、
すんなりと目的を
達成することができた。


ダメもと
って思うときは
鋭いナイフのように
まっすぐに突き進める。


思えば
えいや!って
介護業界に飛び込んで
うわっ!って
思うことも沢山あったけれど、
その瞬間ごとを
腹を括って受け入れて
一歩一歩を
えいや!って
踏みしめてきたからこそ
不思議なことに
今のゆとりや幸せに
繋がっている。

今のままでいい
って言う若者の声に
心底残念に思うし
誰かの目を気にして
決断を迷う人を
心底もどかしく思う。


まだまだ。
死ぬまできっと
そう思い続けて
えいや!って
進み続ける。


時代は
淡々と変わる。
絵巻物のように
私たちも
現れて消えていく。


節目を生きている。
そのことを
しっかり刻もう。
心に。


名前を刻みながら
今を思う。


2018年12月29日
Mahalo,nui!!





SLOW DOWN LIFE

あらゆるものが加速する中で 敢えて減速して生きていく。 マイペースに。丁寧に。 不定期に綴る、 減速生活のススメ。

0コメント

  • 1000 / 1000