朗読を嗜みはじめたら
化学反応のように
ご縁がつながり
幼い頃親しんだ
詩人を間近に見る機会を
仲間と楽しむ
という奇跡のような
今、を過ごしました。
谷川俊太郎さん。
ややもすると
空の上の
歴史上の人かと
思われそうな方ですが、
年表はまだまだ
更新中で
いささか仙人のように
新たな才能が
芽生えたかのようでも
ありました。
私よりも
半世紀近く前の
景色を眺めている人。
親よりも前から
生きている人。
幼い頃に出会った
ことばあそびうた。
あまりにも有名な
朝のリレー。
生命保険のコピーを
書いていた時は
びっくりしましたが、
どうやらこの人は
型にはまらず
私たちを楽しませる
ことばを作るのが
お好きなようです。
展示会には
初めて見る作品もあり、
朗読と音楽の共演では
これから世に送られる
新作も披露されました。
86年も生きている
元気なおじいちゃん。
その人の死生観は
とても穏やかなもの。
ことばと
音楽と
歌声に
包まれる時間。
そして
余韻を分かち合う時間。
生きているからこそ
道端でばったり
何かと出くわす。
生きているからこそ
おどろいたり
たのしんだり
忙しなく過ごせる。
うれしいなぁ。
ありがたいなぁ。
導いてくれたのは
なんだろう。
生まれてきて
よかった。
生きてて
よかった。
追伸。
トップの写真は
谷川俊太郎展の終わりの
年表の2017年越しに見た
俊太郎さんパネル。
この年にオープンした
北海道の俊カフェのクッキーを
ご縁のお陰で
買うことが出来ました。
詩人のことばを
オーナーさんが
チョイスして入れたもの。
おみくじみたいに
ワクワクします。
焼き菓子も色々あるそうで、
ジンジャークッキーも
美味しかったです。
2018年3月11日
Mahalo,nui!!
0コメント