誰かと見る景色は
大きな旅行のよう。
感動は大きいけれど
失望するリスクもある。
そして何より
見られるまでに
時間や労力がかかる。
一人で見る景色は
弾丸の旅。
叶えるのは
自分であり、
これでいいと思えば
旅が成立する。
歳を重ねると
ひとり旅や
ひとりでできる趣味に
気楽さを感じる。
それというのも
裏切らないものを
潜在的に
欲してのことなのかも
しれないと気づく。
夫は
ロードサイクルで
走行距離を伸ばし、
嫁が好みそうなカフェを
見つけてきたと話す。
嫁は
ロードサイクルには
興味がないのだけれど
可能な範囲なら
そのカフェに行こうかな
と返す。
今年の目標は?
と夫に尋ねると
自転車かな
と返ってきた。
資格じゃないの?
と喉まででかかったけれど
飲み込んだ。
嫁の目標は
取りやすい資格を取る
ということだったけれど
大河ゆかりの土地を
巡る!にした。
夫の走行距離ではないけれど
歩数でも計ろうか。
関東にも
ゆかりの場所はある。
ドラマチックな散歩なら
ワクワクも得られる。
歳を重ねると
ままならないことが増え、
喪失感が増していく。
不機嫌を
上機嫌にするための
目標は、
堅実に。
確実に。
ちいさな達成感を
コツコツと。
いつかそれが
一本の道に
なりますように。
2018年 1月4日
Mahalo,nui!!
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