2021.03.24 22:48エール今年の桜もいよいよ満開を迎えようとしている。地元の幼稚園の園庭はすでに生徒が卒園して閑散とした中で桜が見頃を迎えていた。花は花のタイミングで咲く。人もそれぞれに満開の時を迎えられたらいい。姪は高校に。甥は大学に。新たな道を進んでいく。足並み揃えなくたっていい。甥は一度は進学校へ合格し都内への通学の日々を送ったが、早々について行けなくなった事で紆余曲折の末、大検を受けて高校生活を送らずに大学に進んだ。悶々としていた2年前の春、私が彼らに贈った歌はスピッツの春の歌。「どうでもいい」とかそんな言葉で汚れた心、今放て頑張って起動修正した今年の春、新たに彼らに贈った歌はYOASOBIの群青。もう今はあの日の透明な僕じゃない嗚呼 ありのままのかけがえのない僕だ歌に...
2021.03.20 00:33それぞれの舞台でこの1年で立てるはずの舞台に立てなかった人がどれだけいるだろう。10年前の震災後、原発事故もあって映画館から人が居なくなった。今は幸いにして緊急事態宣言の一波を越えて注意深く映画館で映画を楽しめる。春の選抜高校野球も観客の制限はあるけれど開催となった。まだまだ帰還できないでいる人もいるし人生の舞台に立てない人もいる。普通の生活を護るという役割を担う私だけれど、ひとりのチカラではそれも成し得ない。まずは本人の意欲がなければ。そこからはどうしたら出来るか、それだけを考えて進む。ひとりのヒーローは存在しない。ディズニー映画の新作に印象的なコトバがあった。“ひとりぼっち”じゃ世界は変わらない。どんなときも誰かの支えに感謝しながらそれぞれに人生の舞台に立とう。人...
2021.03.18 02:02会えたらいいね晴れたらいいね〜♫晴れたらいいね〜♫会えたらいいね〜♫ドリカムの歌みたいにそう思う。過ごしやすい陽気に心も軽やかに体も動き出す時期。甥と姪がそれぞれに進路を決めた。紆余曲折を経て、それぞれに納得して未来へ旅立っていく。それを私達は夫婦で未来で待っている。また、会える日を楽しみに。いつかもっと気軽に会える日が来ると信じてる。+ + +訪問先の高齢の方々はたいていマスクをしない。注意深く生活するのは訪問する我々の方。住まう地域の近くで変異株のクラスターが発生した。感染したのは高齢者だった。防災無線からはカラオケには十二分に注意をとあった。禁止ではなかったことに驚いている。彼らには緊急事態宣言は関係なかったのか。なぜ最も危険な場所へ、今、行ったのか。そんな人...
2021.03.10 11:02時は流れても仕事帰り。今日の夕焼けを見送りながら、この景色を穏やかなキモチで眺められることを幸せに思った。そしてこの夕焼けはあの日からの私にも去年の私にも想像できなかった場所から眺めていることに気づく。明日は誰もが心穏やかであって欲しい。そんな私の心はここ数日落ち着かなかった。夢見も悪くて少し心の空はどんよりしていた。コロナが心のどんよりの正体だ。どんなに打ちのめされても前を向いて歩かなくてはという思いも、最近の報道にキモチが塞ぐ。今、何がしたい?と聞かれた。マスク外して外を歩きたい!!と即答した。外なのにマスクしないと違和感という今がある。マスクの日々に首が悲鳴を上げている。せめて外を歩くときはマスクしないでいられる位の緊張緩和が欲しい。。。穏やかなキモチで眺め...
2021.03.03 10:39派手の神髄生きとし生けるものはその自然な姿こそが神髄である。ハイビスカスの中心を見つめていたら、アニメのキャラを彷彿とさせられた。鬼滅の刃遊郭編の柱宇髄天元。彼の左目のまわりには花魁のような化粧があり、その柄と花の中心がそっくりだった。ド派手に行くという言葉には大きな決意を感じる。真ん中からどーんと突き出すような。彼の生きざまも、神髄だ。命の優先順位や進退への選択肢も彼らしい潔さがある。潔さは派手なのだ。ハイビスカスも派手に咲いて潔く花弁を閉じてポトリと落ちていく。咲いて散る生まれて死ぬそれだけの間の迷いは少ないほうがきっと派手なのだ。地味に迷うことなく派手に決断していけたら、きっとどんな最後も美しいだろう。それだけ生きとし生けるものの今は美しいのだ。
2021.02.28 15:11満ち欠け満月を過ぎたばかりの月。大きなオレンジ色の。水面にシンメトリーに月が映される。風が止んだのだ。満ちては欠けてを繰り返す月。おひさまの光を浴びているのだ。夜でさえおひさまとともに生きているのだ。