ともに生きる仕事。


おうちのプランターで
何回か目の春を迎えた
カランコエの花が
咲きました。

ちいさなちいさな、
でも力強い花です。

先日、
介護に関する映画を
上映会で観てきました。

ケアニン。

なんだかリラックス成分の
ような名前ですが。。
ケアする人
という意味の呼び名です。

小規模多機能での
認知症利用者さんと向き合い
看取りまでするなかで、
介護職としての意義を
問う内容でした。

一軒家のような施設で
それぞれの個性を尊重し
やりたいことを一緒にする。

観ていて
あ~。。
それができたら
どれだけいいか!
ってモヤモヤしてしまった。

だけど私は
どうしても夜間勤務は
避けたかったので
訪問介護を選んだのですが。。

もっと
その人らしさを
尊重できるサービスが
あっていいはず!
って思いました。

映画のなかで
介護とは
ともに生きること
とありました。

それだけは
心から同感できる。

日々のサービスは
認定を受けた内容で
決まった時間内で
ガチの一対一。
待ったなし。

気合いというよりは
頭を使います。

認知症だけじゃなく
色んな方がいて
それぞれに、不自由。
だけど
だんだんと甘えも出る。
一線を画した位置を保ち、
できうる限り寄り添う。


個人的には
80代後半以降の方との時間が
介護らしいなと思う。


戦争を経験として
語ることのできる世代。
畑を耕し
米や野菜を作っていた世代。


発する言葉の重みに
圧倒される世代


戦争は
ぜったいに、しちゃダメ。
私も二人、家族を亡くしてます。
ぜったいに、ダメ。


絞り出すように
語りかけ、
いつも最後は
涙を流しながら
手を握ったり
ハグしたりして


気を付けてね~。
またね~!
って
送り出してくれる。


そしてまた、
来てくれたの~!
ありがとうねぇ~!
と、喜んでくれる。


みんながみんな
こんな方なら良いですが、
やはり色んな方がいます。


でも
介護って
互いに
ともに生きるって
覚悟するからこそ
成り立つものだと思う。


なんか
どこか
違う??
って
思うことも
多々あるけれど。。


心洗われるやりとりに
心を取り戻しながら
今日も何人かの方々と
ともに、生きていきます。


桜が咲いた。
散歩に行きましょう。
できるといいのですが。。。


ね。


2018年3月27日
Mahalo,nui!!

SLOW DOWN LIFE

あらゆるものが加速する中で 敢えて減速して生きていく。 マイペースに。丁寧に。 不定期に綴る、 減速生活のススメ。

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