2022.09.29 09:39明日へのギフト秋刀魚が届いた。「捕れたら送ります」と言っていたっけ。気仙沼からの、ギフト。今年は身の回りがざわついていて心にもありがたかった。2011年のあの日から、気仙沼の大切な人たちと繋がっている。あの日、居ても立っても居られずmixiで呼びかけする人の書き込みから色んな繋がりが生まれたけれど、自らの足で出向いたことがこんな幸せなギフトに繋がるとは想像すらしていなかった。秋刀魚の漁獲量はかなり目減りしているので、送ることができませんでした、と言われた年もあった。今年届いた秋刀魚たちは6尾。夫とはんぶんこで1尾頂いた。3尾は実家へお裾分け。残り2尾は大事にまた分け合って夫と頂くつもりだ。秋刀魚は字のとおり刀のようにキラキラと美しい曲線をしている。なんて滑らかな肌な...
2022.09.23 04:41音を奏でるということ今年に入ってひょんなきっかけで津軽三味線と親しくなった 楽器を奏でてみたいという欲求は上手になりたいにはなかなか繋がらない。オルガンエレクトーンピアノピアニカ縦笛チューバ木琴ドラムなどなど。音楽教室や学校の部活などで触れてきたもの。合奏するのが楽しかった。大人になって奏でてみた楽器は、ウクレレジェンベ(アフリカの打楽器)アルパ(パラグアイのハープ)琴カリンバ三味線ジェンベ以外、ひとりでも楽しめそうなもの。音に対する興味は仏具のおりんにまで及んだ。なぜなんだろう?聴くだけで満足しないのは。私はなんで音を奏でたいんだろう??そんな問いへの答えが思いの外早く現れた。市川方面にドライブしたとき、夫が気になるお寺がある、と連れて行ってくれた法華経寺の参道で、津軽...
2022.09.17 07:40懐かしの街で20年前に住んでいた懐かしの場所で、貴重な体験をした。代々木上原。学生の時に良く訪れた街。社会人になり、隣駅から歩ける場所に5年ほど住んだ。20代をここで終えた。そんな街にある東京ジャーミイトルコ文化センター。モスクの美しさがあちこちで取り上げられているが、敷居か高いものと感じてか今日まで近くに行くこともなかった。生きとし生けるものへ門戸を開放するかのように穏やかにあの頃もここに佇んでいたのに。。愚かとしか言いようのなかった若かりしあの日の私。興味を惹かれることはなかった。結婚して15年。夫が美しい建物に惹かれたこともあり、一緒にガイドツアーに参加してみようという事となった。残念ながら住まう部屋の修繕絡みで家を開けられなくなり、「あなただけでも行ってお...
2022.09.05 10:44処暑過ぎて真夏はめくるめく過ぎるので、毎年いつからいつが真夏だったのか覚えていないのだが、今年はお盆から月末にかけて忘れ得ぬ事が多発した。住まう賃貸マンションの上の階から水漏れが起きたこと。(修繕工事の日程はまだ未定)訪問先で第一発見者になったこと。これらが同時多発的に起きた時、幸いにも夫は夏休みだった。そして予定していた旅行にも問題なく行けた事や、夫の両親の健康上のトラブルにも早めに対応出来た事で、この夏は結局のところ不思議なくらい収まりの良い形で収束した。大変な事が起きている時。心のどこかでどっしりと居座ってどうにかなるんじゃない?って言っている自分がいたのは救いだった。地元で働き始めて7年目。肝が座ったのかも知れない。いや、歳のせいかも知れない。人間、半世...