2022.05.31 14:31あらたな旅路で人生50年。夫、50歳。結婚15年。何とも切りの良い年に、マイカーを迎えた。私が地元で働くようになって5年が経過したが、天候や寒暖差がコロナ禍の弱った体には辛くなった。折しも義父がマイカーを手放し、いよいよ老後への舵を切った事と、敷地内の駐車場に空きが出て、運良く手頃な中古車も見つかり、千載一遇のタイミングで購入に踏み切った。これからは、無理をしない。無理をさせない。両親との時間を、コロナ禍に怯まずに増やして行きたい。軽自動車だが、フル装備でノーマル新車よりも便利。何故手放したのか?と前のオーナーの事情が気になったので、マイナスの念があることを懸念して車のお祓いをしてもらった。源義家が、後三年の役で勝利を果たした際、馬を奉納したという史実がある神社。大...
2022.05.02 21:27記念の年に夫、50歳。数えで半世紀生き抜いたことになる。私、49歳。出会ったのは2006年の6月。一緒になってからは15年目になる。ちょうど夫が生まれた年に本土復帰となる沖縄からパスポートで働きに出ていた母が父と出会った頃。母のお腹に宿ったのは、きっと6月過ぎたあたり。生き抜くことで出会いがあり命がつながっていく。母が本土に来て父と今の地元で出会わなかったら私は存在しなかった。そんな父も祖父が大工で手に怪我をして戦地に行くことを免れなかったら終戦の年の1月に生まれなかったし、終戦までの戦火を逃れて生き抜いたからこそ母と出会うことができた。そんなことを夫の行きた半世紀とともに振り返り、しみじみと奇跡に感謝している。それぞれに葛藤しながら守ったものは自分という存在。...