台風に思うこと

週末から月曜の祝日にかけて
台風の暴風域にあり
夫は趣味のロードバイクを断念。

時間が空いたので
カレーを作るよ
と、2日分。
具材を大きくするのが
美味しいんだとのこと。
どことなく、
義母の煮物と似ていた。

同じ千葉県でも
影響の殆ど少ない場所にいる。

訪問先で
先週の台風の被害について
地元のマンションの高層階から
自転車が飛ばされて落ちた
という事実を聞いた。
玄関ポーチに置いてあったものに
カバーをかけて
紐で括ってあったのに、
煽られて持ち上がり、
地上に叩きつけられた。

幸い夜中の出来事で
外にも出られないくらい
強風だったので
人への被害はなかったそうだが。。

やはりたまたま
風の影響が少なかった
ということなんだ。


この災害の多さは
なんのメッセージなのかしらね。。
とある方が呟く。
誰かをアテにせず、
自分で何とかしなさい
って事じゃないですかね。。
私は応えた。
そうね。。
そういことなら納得できるわね。。
あまりにも便利で
誰かをアテにし過ぎてるものね。。。


その方と私は
親子以上に年が離れている。


きっとその人も
私くらいの年齢の頃には
チャキチャキ動き回ってたはず。


80を超えて
最近めっきり
体の自由が効かなくなったという。


私もいつかは
動きたくても動けなくなる。


仕事帰りに立ち寄るおうちの
女性も80代。
ジムに足繁く通っており
周りは皆もっと元気よ!
と話していたけれど、
移動手段はご主人の運転だ。
免許もそろそろ返納しなきゃと
悩んでいた。


移動手段がなくなれば
行動範囲も減ってしまう。


先日災害ボランティアで
岩井袋に行ったけれど、
そこにいた現地のボランティアさんも
自前の車ではなかったようだった。


今回の災害は
いつのまにか
大停電と呼ばれて
トラブルの一つかのようだ。


古きを一掃するかのように
嵐が爪痕を残していった。
そこから復旧できなければ
立ち退くしかなくなる。
廃業も余儀なくされる。


自助。
働けなければ
それすらも叶わない。


現地の83歳の男性も
オレ?
普段はルンペンだよ。
冗談を言っていた。
要は年金受給者だ。


今回の災害で
爪痕以上に大きく残ったのは
災害への不安だ。


ゴルフ場の鉄塔が倒れて
あわや命の危険があっても
補償はない。


災害保険に入り、
電気自動車に乗り、
1週間以上の備蓄をするのが
最大限の備えなのか。


そして体ひとつで
逃げられるカラダを
保っておくことが
最低限なのか。。。


できることをする。
何もアテにしてはならぬ。


訪問先でも
予防に力が入ってしまった。


転んだときに
支えられるよう、
腕の力を意識してください。
浴槽を跨げるように
足を上げることを意識してください。


普段の生活でも
できることは、沢山ある。


明日は、
我が身。

















SLOW DOWN LIFE

あらゆるものが加速する中で 敢えて減速して生きていく。 マイペースに。丁寧に。 不定期に綴る、 減速生活のススメ。

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